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1999年1月、「月刊ホビージャパン(1999年3月号)」に「完全変形ゲッターロボ」の試作原型が掲載された。
あの「ゲッターロボ」が現実に三形態に「変形・合体」する!
そのインパクトは十分すぎるほどであった。が、結果から言うならば、これは、雑誌記事用に塗装は施されてはいるが、試作の試作ともいうべきもので、プロポーションの調整も行っていなければ、表面の磨きも行っていない。何より、商品として発売されたものと比べ、各ギミック・構造・形態が大きく異なっている。そう、「マクロスシリーズ」を初めとしてすでに数々の「変形もの」を世に出していた1999年の高島にとっては、これでもまだ、いまだ未完成の状態のもの・・・商品として「完成」しなければ本当の「完成」とはいえなかった。
いくら「変形・合体」して三形態をとれても、それが故に各形態のプロポーションが崩れてしまったのでは、何の意味もない。「完全変形」することを大前提とし、誰もが納得できる、何よりも原型師本人が納得できるプロポーションにまで作品を昇華させなければならない。これは、特別なことではない。スタジオ・ハーフ・アイ作品すべてに言えることであり、三種変形合体可能な「ゲッターロボ」とて例外ではない。
一次原型完成後、「完全変形ゲッターロボ」は更なる昇華のために大幅な改修が施された。アニメ版然としていたゲッター1形態は、原作版テイストにラインを改められ、ゲッター2形態時におけるスマートさを強調するため、各部の調整がなされた。ゲッター1形態時に下半身を、ゲッター3形態時には腕と頭部を構成するベアー号は特に改修を求められ、ほとんどの部分を再設計、再構築する形となった。 |

 
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